第2回電子スピンサイエンス若手研究会

今年度も電子スピンサイエンス若手研究会を以下の要領で開催いたします。

今回は若手研究者3名による講演と質問会・研究室見学を予定しています。

 

スピン科学やESRの分野に関わっていない方の参加も歓迎いたします!

ESRだけでなく、電子スピンサイエンスに関して幅広く勉強したい方、研究の進め方や実験や解析に関わる技術的な部分の理解を深めたい方、素朴な疑問を解決するためのヒントがほしい方など、多数のご参加をお待ちしております!

 

教授・准教授等ベテラン研究者の前では聞きにくい超基礎的な内容(高校・大学講義レベル)から、本格的な実験技術・解析技術まで、若手研究者や学生が研究を進める上での素朴な疑問や不思議を解決できる場にしたいと考えておいます。これにより、参加者の皆様が電子スピンサイエンスに関する幅広い素養を身に付け、今後の研究等に役立てる機会にしたいと考えています。

 

また本研究会は京都・同志社女子大学で開催される第22回ESRフォーラム研究会に合わせて開催しますので、そちらへのご参加も合わせて検討いただけますと幸いです。

 

  • 主催:電子スピンサイエンス学会(SEST)若手の会
  • 協賛:SEST,アナリティカルESR研究会
  • 日程:2018年7月20日(金)13:00-17:30 (17:30から懇親会)
  • 終了後、懇親会を予定しておりますので是非ご参加ください。
  • 場所:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 創造連携センター プレゼンテーションルーム (懇親会は,同学内KITプラザ)

        https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/

  • 対象:学部学生・大学院生・ポストドクターなどの若手研究者
        (分野,学年問わず)

    <講演リスト>

  • 齋藤 佑 先生(神戸大学研究基盤センター)
    <講演題目>

      性酸素の分析や応用について

    <講演内容>

      これまでの活性酸素の分析法に関する研究を応用例等を交えて今後の応用的な部分までを織り交ぜて(理屈や理論を少なめに)柔らかい内容で話す予定です。

 

  • 櫻井 康博 先生(京都工芸繊維大学)
    <講演題目>

      流通型スピントラッピングESR法による短寿命ラジカル種の検出と反応機構解析

    <講演内容> 

      流通型ESRを応用して、溶液中だけでなく気液間や固液間のラジカル反応について研究しています。

 
  • 新堀 佳紀 先生(立教大学)
    <講演題目>

      超高分解能分離に基づいた金属クラスターの精密合成とその評価

    <講演内容>

      ・クラスター研究の基礎的概念

      ・これまでの成果(主にHPLCを使った分離技術の確立と、分離したから可能になった研究など)

      ・クラスター研究の今後

 

 

  • 本研究会では,京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 田嶋邦彦教授の研究室見学を予定しています.

 

  • 参加方法:事前申し込みはありません、直接会場へお越しください。
  • 参加費:無料(懇親会費は,当日,実費程度徴収)

 

  • 世話人:江間 文俊 (神戸大学大学院理学研究科化学専攻)
                                E-mail: femaあっとstu.kobe-u.ac.jp(あっと→@)
           岡本 翔 (神戸大学大学院理学研究科物理学専攻)
                                E-mail: t-okamotoあっとstu.kobe-u.ac.jp(あっと→@)
             

<関連情報>

「第22回ESRフォーラム研究会」のお知らせ

 本研究会開催の翌日2018年7月21日(土)に,同志社女子大学にて,「第22回ESRフォーラム研究会」が開催されます!

 若手研究会と合わせてのご参加をお待ちしております!

 詳細は下記リンクまたはお知らせ記事をご覧ください!

第22回ESRフォーラム研究会2018